見た目だけじゃない、クッションフロアの3つの良さ

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原状回復で床を張り替えるとき、「今までと同じもの」「汚れが目立ちにくいもの」を選んでいませんか。色や柄はもちろん大切ですが、毎日使う床には、歩き心地や掃除のしやすさも欠かせません。クッションフロアは、そうした暮らしやすさにも目を向けて選びたい床材です。今回は「足元がやわらかい」「水まわりを掃除しやすい」「デザインが豊富」という3つの良さをご紹介します。

木目柄のクッションフロアの表面

足元がやわらかく、衝撃をやわらげる

毎日歩く場所だから、踏み心地も大切に

クッションフロアの特徴は、名前のとおりクッション性があることです。硬い床材と比べてやわらかな踏み心地で、歩いたときや物を落としたときの衝撃をやわらげます。シート状の塩化ビニル製の床材で、内部にある発泡層がこの弾力を生み出しています。

例えば、小さなお子さまが床に座っておもちゃで遊ぶ部屋。毎日裸足で行き来するリビング。こうした場所では、床に触れたときの感触も、過ごしやすさを考えるポイントになります。木目柄で見た目が似ていても、フローリングとクッションフロアでは足元の感触が異なります。

音が気になる部屋には、遮音性を高めた商品も

足元の衝撃に加え、生活音に配慮したい場合にも選択肢があります。クッションフロアには、一般的な住宅用のほかに、遮音性を高めた商品が用意されています。サンゲツの見本帳でも、通常の商品と遮音タイプを分けて紹介しています。

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床に物を落としたときの音が気になるなら、遮音タイプも候補に入れてみましょう。踏み心地と音のどちらを重視したいかを伝えると、施工会社とも相談しやすくなります。

ただし、クッションフロアはすべての音を防ぐ床材ではありません。音対策を目的に選ぶ場合は、商品の遮音性能と建物の床構造に合う施工方法を確認しましょう。

水や汚れを拭き取りやすく、掃除がしやすい

キッチンや洗面所の「こぼした」に対応しやすい

クッションフロアのもう一つの良さは、水や汚れを拭き取りやすいことです。シート状なので継ぎ目が少なく、キッチンや洗面所、トイレなどの水まわりにも取り入れやすい床材です。

洗面台から飛び散った水や、料理中にこぼした調味料。床を汚さないように気をつけていても、こうした場面はあるものです。その都度、さっと拭いて片づけやすい床なら、日々の掃除の負担を減らす助けになります。

日常のお手入れも、特別な作業ばかりではありません。東リは、ほうきや掃除機でごみを取り除き、固く絞った雑巾やモップで水拭きする方法を案内しています。
忙しい朝の身支度や夕食後の片づけなど、いつもの家事の中で手入れしやすいことは、入居者にとって身近なメリットです。

使う場所に合わせて、お手入れのしやすさを選ぶ

※拭き掃除のイメージ写真です。

張り替える場所ごとに、日常の掃除の場面を思い浮かべてみましょう。

  • キッチン:調理中の水はねや食べこぼしを拭き取りやすく、料理の後に掃除しやすい床に。
  • 洗面所:洗顔や手洗いで飛び散った水を拭き取りやすく、清潔に保ちやすい床に。
  • トイレ:床をこまめに拭けるよう、お手入れしやすい表面の床材を選ぶ。

商品によっては、ワックスがけを必要としない加工を施したものもあります。
お手入れの手間を抑えたい物件では、こうした機能にも注目すると選びやすくなります。採用する品番が決まったら、その商品の清掃方法を入居者にも案内できるようにしておきましょう。

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なお、水に強い床材でも、水をためたままにしてよいわけではありません。大量の水や継ぎ目などからの浸水には注意が必要です。
こぼした水分を早めに拭き取ることを基本にすれば、クッションフロアの扱いやすさを日々の暮らしに生かせます。

豊富なデザインで、部屋の雰囲気を整えられる

木目調から石目調まで、好みの空間に合わせやすい

クッションフロアには、木目調、石目調、タイル調など、幅広いデザインがあります。リリカラの見本帳にも、これらの柄や部屋のコーディネート例が掲載されています。
同じ床材でも、色や柄の選び方によって、ナチュラルな部屋にも、すっきりした印象の水まわりにも合わせられます。

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選ぶ際は、つくりたい雰囲気から候補を絞ってみましょう。

  • 明るい木目調:白い壁や淡い色の家具と合わせて、明るくナチュラルな印象に。
  • 落ち着いた木目調:建具や家具の色とそろえて、穏やかでまとまりのある雰囲気に。
  • 石目・タイル調:洗面台やキッチンの色に合わせて、すっきりとした印象に。
色の異なる床材サンプルを手に取って比較する様子

※床材の色・柄を比較するイメージ写真です。

例えば、白い洗面台のある空間に淡いグレーの石目調を合わせれば、落ち着いた配色を考えられます。木目調を選べば、居室から続く温かみのある雰囲気をつくる案もあります。「水まわりだからこの柄」と決めつけず、部屋全体とのつながりを見ながら選べることも魅力です。

残す壁や建具と合わせると、仕上がりを想像しやすい

原状回復では、床を張り替えても、ドアや収納扉などはそのまま使うことがあります。その場合は、残す部分の色を先に確認しておくと、床の候補を選びやすくなります。

濃い茶色の建具に明るい床を合わせるのか、近い色の床で統一感を出すのか。同じ木目調でも、組み合わせによって目指す雰囲気は変わります。床だけを切り取って選ぶより、壁や建具と一緒に見比べたほうが、張り替え後の姿を具体的に想像できます。

サンゲツ、東リ、リリカラなどのカタログや見本帳で気になる柄が見つかったら、サンプルを取り寄せ、実際の部屋の床に置いてみましょう。窓からの光や室内照明のもとで、色の見え方や表面の質感を確かめられます。

木目の幅やタイル柄の大きさは、小さなサンプルだけでは分かりにくい部分です。施工例の写真も併せて見ると、床一面に広がったときの印象をつかみやすくなります。

まとめ

クッションフロアには、足元のやわらかさ、掃除のしやすさ、デザインの豊富さという良さがあります。原状回復の際は、見た目をきれいに戻すだけでなく、次の入居者の暮らしに合う床を選ぶ機会として考えてみてはいかがでしょうか。

床で遊ぶ時間が多い部屋なら踏み心地を、料理をするキッチンなら拭き掃除のしやすさを。残す建具に合う色や柄まで選べれば、使いやすさと室内の印象を一緒に整えられます。次の張り替えでは、まず一部屋から、今までの床に加えたい良さを考えてみましょう。

この記事を書いた人

佐藤 成穂

佐藤 成穂

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