鍵はいつ受け取れる?受け取り日や方法、必要な持ち物を解説

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賃貸のお部屋を契約するときに、鍵はいつ受け取れるのかをあらかじめ把握しておきたい人も多いでしょう。本記事では、鍵渡しの方法や注意点、合鍵の作り方など、実際に必要な情報を詳しく解説します。

鍵渡し

契約開始日に受け取るのが基本です。
例えば、契約開始日が4月1日なら、当日から鍵を受け取ることができます。受け渡し日を前倒しすることは基本的にできませんが、後ろ倒しにすることは可能です。そのため、引っ越し当日に鍵を受け取る人が多くなっています。

ただし、後ろ倒し期間が長すぎると、実際に住んでいないのに家賃を支払う必要があるため注意が必要です。一般的には契約開始日と引っ越し日を合わせて行うケースが多いです。

鍵渡しは基本的に契約開始日

鍵を受け取るときに必要なもの

鍵を受け取る際に必要なもの・準備しておくべきことは次の通りです。

  • 敷金や礼金などの初期費用を支払っておく
  • 契約書にサインして契約を済ませておく
  • 印鑑(認印や実印)
  • 身分証明書(必要な場合のみ)

提出書類や支払いを済ませていれば、鍵を受け取るだけで新居に入居できます。ただし、印鑑は必ず必要です。最近では、身分証明書の提示が求められる場合もあるため、事前に不動産会社に確認しておくと安心です。

鍵を受け取るときに必要なもの

鍵の受け取りでよくある質問

鍵を受け取るときは、基本的に契約者本人が受け取ることになります。
ここでは、よくある質問とその回答を詳しく解説します。

契約開始日の前日に受け取れる?

朝早くから引っ越しを行う場合、不動産会社の営業時間に間に合わないことがあります。その際、前日に鍵を受け取れるか相談してみましょう。多くの場合、前日の夕方以降であれば対応可能です。
適切な理由があれば、契約日以前でも一時的に鍵を開けてもらえる場合があります。

鍵を郵送してもらえる?

遠方への引っ越しの場合、鍵の郵送を希望する人もいます。郵送対応は不動産会社によって異なりますが、基本は手渡しです。事前に相談すれば郵送対応してくれる場合もあるので、早めに確認してください。

代理人が受け取れる?

契約者本人がどうしても受け取れない場合、代理人に渡すことも可能です。
連帯保証人であれば受け取り可能で、それ以外の人の場合は委任状兼誓約書に必要事項を記入し、実印を押して身分証明書を提示することで受け渡しが可能です。
ただし、手続きが煩雑になるため、可能な限り契約者本人が受け取ることをおすすめします。

合鍵の作成は許可を得てから

鍵を受け取った後、合鍵を作りたい場合があります。しかし、賃貸物件では勝手に合鍵を作ることは原則禁止です。
合鍵を親に渡したい、スペアとして準備したいなどの理由を大家さんに説明すれば、許可が得られる場合がほとんどです。

合鍵の費用と作成時間

合鍵の作成費用と時間は鍵の種類によって異なります。下記の表を参考にしてください。

鍵の種類 作成費用 所要時間
ディスクシリンダー錠 約500~1,000円 3~5分程度
ピンシリンダー錠 約500~1,000円 3~5分程度
ディンプルキー 約3,000円~ 10~60分程度
※複雑な鍵はメーカー対応で10~14日程度
カードキー 約2,500円~ 即日~数週間
電子キー 約5,000円~ 数週間

※費用・時間は目安です。依頼先によって異なる場合があります。

複雑な鍵ほど費用も高く、作成時間も長くなります。合鍵は「鍵専門業者」「ホームセンター」「ネット販売」「メーカー」などで作成可能です。目的に合った方法で作成しましょう。
家の近くで作りたい場合は、ホームセンターが便利です。

鍵の受け渡しは契約者本人が原則

鍵の受け渡しは契約開始日に行われることが多く、原則契約者本人が印鑑を持って受け取ります。事情に応じて郵送や代理人受け取りも可能ですが、合鍵を作る場合は事前に大家さんの許可を得てください。

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