部屋探しを始めるタイミングはいつ?

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4月から新生活が始まる、お部屋をグレードアップしたい、2人暮らししたいなど部屋探しのニーズはさまざまです。 最近では自宅で仕事をする人も増え、部屋を広くしたい、住まいの環境を良くしたいというニーズはますます高まっています。
実際に部屋探しをするにはいつから始めればよいのでしょうか? はじめての引っ越しの方や、久しぶりに引っ越しする方にとってイメージしにくいことかもしれません。
ここでは、新居に引っ越しするにあたって具体的にいつから部屋探しをすればよいかをご案内していきます。

部屋探しはいつから始める?

まずは引っ越し日の目安を決めましょう(4月から新社会人の場合、3月中旬など)。
人によってタイミングは異なりますが、引っ越したい日の2ヵ月前くらいからインターネット上で物件情報をチェックして、どのような物件に引っ越しをしたいのかをイメージしていくとよいでしょう。
部屋探しの条件は、家賃・エリア・駅距離・築年数・設備面などさまざまな項目がありますので、優先順位を決めて物件を絞っていくことがおすすめです。

引越しのタイミング

物件を実際に内見するのはいつから?

実際に内見し始めるのは1ヵ月前くらいからのイメージです。
SUUMO、athomeなどの不動産情報サイトを見て気になった物件があれば問い合わせをしてみましょう。
問い合わせした物件が実際に募集中で内見が可能な場合には、予約を取る必要があります。 不動産情報は、商品量が確保してある洋服や食品とは異なり、1部屋しか募集が出ていないケースもあります。 そのため本当に気に入った物件があるときは、早めに内見し、検討することをおすすめします。
実際に内見して、オンライン上ではわからないことを確認し、自分に合ったお部屋であるかを確かめましょう。

引越しのタイミング

部屋探しを始める前に確認しておくこと

いざ部屋を探し始めて「物件を決めようと思ったが契約ができない」ということに陥らないように、事前に確認しておくと良い点をまとめました。

① 引っ越しに必要な費用が用意できるか

気に入ったお部屋があっても契約金が支払えないと引っ越すことができないので事前に費用の目安を調べておきましょう。
物件契約に伴う契約金(初期費用):家賃の4.5~5ヶ月分
引っ越し業者費用:単身の場合3.5万~10万
※荷物料、引っ越し先までの距離によって異なります。

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② 現在の住まいに違約金がないか

賃貸物件によっては1年以内や2年以内に解約する場合に違約金が発生する場合があります。金銭的負担を考慮した上で実際に引っ越しするかを検討しましょう。

③ 契約者としての要件を満たしているか

東京都の賃貸物件の場合、仕事をしていない(安定した収入がない)方や18歳未満の方は賃貸物件の契約ができないケースが多いです。 物件によっては相談可能なこともありますが、気になった物件があったときは事前に不動産会社へ相談してみましょう。

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まとめ

ここまで、部屋探しをする際のタイミングや確認しておくべきことをまとめました。
部屋探しはワクワクするものですし、新生活の転機として重要な選択ですので、しっかり準備や確認をしてよいお部屋を見つけていきましょう。

この記事を書いた人

五十嵐 裕也 宅地建物取引士 ・既存住宅アドバイザー