これで安心!引越し後の手続きまとめ
- お部屋探し
引越しをするときに必要なのは、お部屋探しや荷物の移動だけではありません。引越しにともなって、住民票の移動やライフラインに関する手続きが必要です。しかし、実際にどのような手続きを行えばいいのか、いまいちわからないという方も多いのではないでしょうか?
ここでは、引越し後に必要な手続きについてまとめています。
この記事を読んで、全体の流れを確認しましょう!
引越しに必要な手続き
引越しの際には、さまざまな手続きが必要です。 ここでは、主に手続きを内容ごとに分けてご紹介しています。引っ越しを検討している方はぜひチェックしてみてください。
役所関係の手続き
引越しをしたら、住民票を移動させる必要があります。
引越し前の市町村役場に転出届を提出して転出証明書をもらい、14日以内に引越し先の市町村役場へ転入届と一緒に提出してください。
ただし、同じ市町村内で引越しした場合、転出届は不要です。引越し後に役場へ転居届を出すだけで手続きが完了します。
また、自営業やフリーランスなどで国民健康保険・国民年金に加入している場合や、印鑑登録を行っている場合にも、役所で住所変更の手続きが必要です。
役所関係の手続き一覧
- 住民票の移動手続き
- マイナンバーカードの住所変更
- 国民健康保険の住所変更
- 国民年金の住所変更
- 印鑑登録の住所変更
- ペットの登録住所変更
インフラ関係の手続き
引越し初日から電気・ガス・水道を使えるようにするために、あらかじめインフラ関係の手続きを完了させておくと安心です。
元の住居で使用していた電気会社・ガス会社・水道局に停止の連絡を済ませてから、新居での開始連絡を行ってください。遅くても、引越し1週間前までには手続きを終えましょう。
また、ガスの開栓時には立ち会いが必要ですが、土日は立ち会いの予約が取りづらい傾向にあります。確実に使用するには早めに連絡しておくことがおすすめです。直前の開栓依頼は受け付けてもらえない場合があるため注意してください。
インフラ関係の手続き一覧
- 電気の停止、開始手続き
- ガスの停止、開始手続き
- 水道の停止、開始手続き
- インターネット回線の住所変更
- 郵便物の転送届
自動車関係の手続き
運転免許証や自家用車を所有している場合も、引越し時に手続きが必要です。運転免許証と車庫証明書は、引越し先の住所を管轄する警察署で住所変更を行ってください。その際に、住所を証明する書類の提出が求められます。事前に住民票の移動手続きを行い、新しい住民票を取得しておくと便利です。
車検証の住所変更は、引越し先の住所を管轄する運輸局で受け付けています。また、別の県に引越した場合、ナンバープレートの変更が必要です。
自動車関係の手続き一覧
- 運転免許証の住所変更
- 車庫証明書の住所変更
- 車検証の住所変更
- 自動車保険の住所変更
- ナンバープレートの変更
学校関係の手続き
子どもが保育園・幼稚園や小学校・中学校・高校に通っている場合は転園・転校の手続きを行わなければいけません。現在通っている園・学校と、引越し先の園・学校の両方で手続きが必要です。在学中の学校に転校する旨を伝えた上で、役所に「転出学通知書」を発行してもらうことになります。
転校先の学校には、転校前の学校から受け取る「在学証明書」と「教科用図書給与証明書」に加え、引越し先の役所から発行してもらう「入学通知書」を提出してください。
転校先でのトラブルを防ぐためにも、可能であれば早めの手続きを行いましょう。また、住所が変わっても転校はしない場合は、在学中の学校へ住所変更届の提出が必要になります。
学校関係の手続き一覧
- 保育園、幼稚園の転園手続き
- 小学校、中学校、高校の転校手続き
- 住所変更届
その他必要な手続き
引越しに伴って、銀行口座やクレジットカードの住所変更も忘れずに行っておきましょう。すぐに手続きを行わなくても使えなくなるわけでもありませんが、「更新時にカードが届かない」といったトラブルが起こる場合があります。住所変更はインターネットから行えるものも多いため、早めに手続きを済ませましょう。
また、通販サイトや予約サイトなど会員情報に住所を登録しているサイトについても、住所変更を行っておくことをおすすめします。住所登録しているサイトをリストに書き出しておくと、手続きを済ませやすくなります。
その他必要な手続き一覧
- 銀行口座の登録住所変更
- クレジットカードの登録住所変更
- 生命保険、医療保険などの登録住所変更
- 通販サイト、予約サイトの登録住所変更
- スマホの登録住所変更
- NHKの登録住所変更
- 定期購入サービスの住所変更
まとめ
引越しによって住所が変わったら、住民票の移動とあわせて、保険・運転免許証・車庫証明などの住所変更を行う必要があります。その他に、クレジットカードや銀行口座、各種Webサイトの登録住所も変更しておくと安心です。
また、電気・ガス・水道といったライフラインは、もともと住んでいた住居と引越し先の住居の両方で手続きを行わなければいけません。特に、ガスの開栓は立ち会いがいる場合がほとんどであるため、早めに連絡を済ませておきましょう。
引越し後は必要な手続きが多いですが、やらなければいけないことを紙などに書き出してリスト化しておくと漏れが少なくなります。
今回の記事もぜひ参考にしてくださいね!