実は床がカギ!フロアタイルでお部屋の印象アップ術

  • 賃貸管理

賃貸管理をしていると、原状回復のタイミングで「どこまで手を入れるか」は悩ましいポイントですよね。 特に床材は「見慣れていて気にならない」と感じてしまいがちですが、実は床を変えるだけでお部屋の印象は大きく変わります。
今回は、内見時の印象アップや成約率向上にもつながる「フロアタイル張り替えのすすめ」についてご紹介します。

「床を変えるだけで見違える!」フロアタイル張り替えのすすめ

原状回復時に「壁紙は定期的に交換しているけれど、床まではなかなか…」という方も多いかもしれません。 ですが実は、床を変えるだけでもお部屋全体の雰囲気がガラッと変わり、より魅力的な空間に見せることができるのです。お部屋の印象もより明るくなり、内見時の印象が大幅にアップします。

物件情報の確認方法

近年では内覧希望者の多くは、不動産会社が発信しているSNSの室内写真や動画で多数の物件情報を気軽に収集できる環境にいます。そのため、ネットの情報をみてから来店して、内見する傾向があります。
その際、室内全体の雰囲気を左右する一つでもある床が整っていると「清潔」「新築っぽい」という良い印象に繋がります。

そもそもフロアタイルってどんな床?

  • 木目や石目のリアルな質感
  • 傷や水に強く、掃除もしやすい
  • 見た目が高級感あるのに、施工コストはお手頃

クッションフロアと比べても耐久性が高く、部分補修もしやすいため、長く使えて管理コストも抑えられます。

張り方で印象が変わる!フロアタイルのデザインいろいろ紹介

フロアタイルの魅力は「貼り方次第で雰囲気を大きく変えられる」ところにもあります。
以下のような貼り方があります。

① ストレート貼り
(流し貼り)

一方向にまっすぐ並べて貼るスタイル。
すっきりして清潔感のある印象に。
どんなお部屋にも合わせやすい王道の貼り方。

② 交互貼り
(半目地ずらし/レンガ貼り)

1列ごとに少しずらして貼る、レンガ風の貼り方。
動きが出てナチュラルな雰囲気になります。
北欧風や温かみのある空間にぴったり。

③ ヘリンボーン貼り
(V字貼り)

V字に交差するように貼るデザイン性の高い方法。
海外のホテルやデザイナーズ物件のような高級感が出ます。
おしゃれな若年層に人気の貼り方。

④ 市松貼り
(チェッカーパターン)

木目の向きを交互に変えて貼る方法で、さりげないアクセントに。
玄関・廊下などコンパクトなスペースにも◎。

まとめ

フロアタイルといってもこのような種類があります。
お部屋を見せ方は貼り方を工夫するだけでも、「シンプル・ナチュラル」「高級感のある空間」「明るく広く見せる」など、お部屋の個性を引き出す演出ができます。内見前・内見時の印象がぐっと良くなることで早期成約につながる可能性が高まり、さらに、耐久性の高い素材を使うことで貸主様の将来的なコストの削減にもつながります。
お部屋全体の価値が上がり家賃のアップ・入居者への満足度へも繋がっていくため是非、床の張替えの検討されている方は一度お試しください。

この記事を書いた人

佐藤 成穂

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